安心できる場所 (無理をする=ずくを出す?)
前回、看護師として、一人の人間として何をするべきか悩んだときは、とにかくお話をする。と書きました。
先ずは朝の挨拶の声だったり、顔色、身体の動きを見て、昨夜は眠れたかな?痛みはどうか?朝食は食べられたかな、
通じはあったかな?など朝のお話の中でさせていただきます。
お迎えの時は送迎スタッフが体温測定後、健康チェックシートの項目を見て、聞き取りをして乗車して頂いております。
来所された時は来ることができた事にひとまずほっとします。
家から出掛けるということは、かなりのずくがいる事だと思います。
それだけでも素晴らしい事ですね。
さてこれからです!皆様の貴重な時間をこれからどう過ごすかです。
スタッフ皆で情報交換をします。
話はそれますが、以前母に「あまり無理しないでね」と声をかけていた時期がありました。
母はしばらくして私に手紙をくれました。
内容は、自身の身体の事、畑仕事のこと、私達家族を気遣ってくれる言葉など‥最後に“無理しないでねって言ってくれるけれど無理しなくちゃやっていけないんだよ”と書いてありました‥。
何気なく言ってしまった言葉に申し訳無くて、手紙ということもあったのかその内容に涙が止まりませんでした。
その言葉通り年を重ねると自分を含め、ある程度の無理は必要で、無理しながら過ごしていることは多いなぁ…と実感した出来事でした。
ご利用者の皆様には健康でいるために、時には無理をして頂くこともあります。“ずくを出す!”の方があっているかな。
それと同時に楽しさや達成感など感じることが出来れば嬉しいです。つづく・・・
西河原 ikeda
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