介護事業を通じ、
お一人おひとりの暮らし方や思いに寄り添い
人が尊厳を持ち続け、
幸せを感じ続けて生きることを応援します

人は誰でも年齢を重ね、不慮の病気やケガのリスクと向き合いながら生きています。年齢相応に、あるいは病気やケガなどによって身体の能力が衰えたりしたとしても、住み慣れた自宅、思い出の多い地域で、いつまでも「自分」をもって生き続けていきたいと、多くの人が望んでいるのではないでしょうか。 介護認定を受けたり、障害者手帳を持ったりした瞬間に、なぜ普通の暮らしの権限まで制限されたり奪われたりしてしまうのでしょうか？ 認知症と診断された瞬間に、「危険だから」と、できることもさせてもらえなくなるのはなぜなのでしょうか？

私たちは燦倶楽部の事業を通じ、その方にとって必要な時に必要な量の支援をおこない、その方が今までと変わらない生活を送れるよう、また、その方に「やりたい」ことがあれば可能な限りかなえられるよう、「黒子」としてサポートすることを目指しています。
住み慣れた地域で、病気になる前とできるだけ変わらない生活を送り、人生を幸せに過ごせれば、その方と一緒に住むご家族、遠方に住むご家族のご心配やご負担も小さくできるはずです。そのために持てる知識、知恵、技術、経験を投入し、ご本人の想い、ご家族の想いを理解してサポートすることが、介護のプロの役割であると信じています。

人がいつまでも住み慣れた地域で暮らすこと。地域の役割をできる限り担い、いつまでも必要とされる存在であるということ。それは、地域社会が存続していくためにも必要なことであり、地域を育てるためにも大きな意義のあることと考えます。
介護とは、個々の人々の生活を支えながら、その方やそのご家族が幸せに暮らせる地域をも支え育み、活性化をお手伝いしていくことにほかなりません。長野市中条、安茂里、犀北、西河原に4拠点を持つ燦倶楽部の活動により、私たちは人と地域の幸せを「黒子」として支えていく取り組みを続けていきます。