会話をしよう
ふと見ると田植えは終わり、あっという間に季節は過ぎていきます。
暑いですね…蒸し暑いですね…皆様いかがお過ごしでしょうか。
熱中症・脱水にお気を付け下さいね。
燦倶楽部犀北は、地域密着型通所介護事業ということで、日帰りのサービスをしています。
実に個性豊かな方々が日々ご利用されていますが、大体の方に共通している事柄が一つあります。
それは、「自ら燦倶楽部へ来たいとは、思っていない。」ということです。
自分に返してみれば、当然の感情ですね。
私たちスタッフは、この事をしっかりと認識することがとても大切なことだと考えています。
ここを履き違えてしまうと、「やってあげている」という感覚が無意識に出てしまい、サービス内容に滲み出てしまいます。
そんな中で、自分が心掛けている事は「ご利用者とスタッフの会話」、「ご利用者同士、独り言のつぶやき」を出来るだけ拾うことです。
何気ない会話の中にこそ、本音が混じっていることがあります。
「私は此処へ来なくても良いんだけど、行け行けと言われて…」
「何で此処へ来ているんだろう?」
「早く帰りたい。」
しかし、こんな会話が多い中でも、
「家に居ても、面白くないから此処へ来ちゃうの。」
「此処へ来るのが楽しみなんだ、無理してるように見えるか?」
「明日は、何時ごろ迎えに来てくれるんだい?」
なんて言葉が聞ける事もあります。
こんな時は、物凄く嬉しいですね。
総体的には「なんだか知らねぇけど、行ってやるか」という場所でありたいと思っています。
犀北 k.kobayashi
長野市で福祉!働く仲間を募集中!
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
ご応募、お待ちしております。